★阿修羅♪ ★阿修羅♪ |
|
野村証券など証券各社は7日、信用取引で株券を借りて市場で売る投資家から、新たに貸株料を徴収し始めた。金融庁が2月に打ち出した「空売り規制」の一環で、信用取引での売りコストを高めて投機的な売りを抑制するのが狙いだ。
ただ市況低迷が続く中での負担増だけに、投資家の市場離れが懸念されるほか、「売りたい時、買いたい時に売買できない、厚みも魅力もない市場になる恐れがある」(外資系証券)などと批判も出ている。
各社の貸株料は、法人投資家や個人投資家などの顧客から「信用取引貸株料」として、約定代金に対し年率1・15%を徴収する。
各社はこれまで信用取引で資金を融通した買い方からも年率1・35%の金利を徴収しており、今回の措置により売り方、買い方の双方から手数料を得ることになった。
(05/07 18:02)