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米半導体工業会(SIA)が2日発表した3月の世界半導体売上高は107億5000万ドル(約1兆4000億円)で、前月比7・2%増加した。月間ベースでは1986年4月以来の大幅増となった。前年同月比では25・4%減。1−3月期の売上高は322億5000万ドルで前年同期比5・6%増加した。
SIAによると、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)が記録的な売り上げの伸びを示したことが全体を押し上げた。
地域別の前月比ではアジア太平洋が10・4%増と最も好調。欧州は7・7%増、日本は5・7%増、米国は3・6%増だった。(共同)