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(回答先: 「ユニクロ」4月の既存店売上、過去最大の落ち込み〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 02 日 18:41:00)
カジュアル衣料量販店のユニクロを展開するファーストリテイリング(FR)の柳井正社長はこのほど、読売新聞社と会見し、ユニクロの国内店舗網を5年以内に約400店舗増の1000店舗に広げ、さらに国内スーパー買収で事業の拡大を目指す考えを明らかにした。主な一問一答は次の通り。(聞き手 伊藤 剛)
――FRは2002年2月中間決算で上場後、初の減収減益となった。再建に向けた戦略は。
「減収減益は大企業病の現れで、半年間で社員の意識改革をしたい。ただ、ユニクロは国内だけで(2002年8月の通期決算の売上高見込み3600億円の約3倍の)1兆円の売上高が可能と考えている。まずは女性向けや幼児向けの商品を充実させ、売り場の規模も現在の(標準店舗)より50坪大きい200坪程度に広げ、国内店舗も現在よりおよそ400店多い1000店舗にまで増やす」
――他企業との提携・買収戦略は。
「今のスーパーは規模が大きい割に効率が良くない。新タイプのスーパーを展開していけば事業として面白い。外資スーパーとの提携よりも、生鮮品の販売などを考えると買収したいのは日本のスーパーだ」
――高品質が売り物の永田農法で作った野菜は値段が高いとの指摘がある。
「普通の人が買えない値段でやっても意味がない。日常的に食べられる価格帯で販売したい。野菜は海外ではなく、国内で作るべきだと思っている。11月から通販で販売を始める予定で、店頭販売も詰めている段階だ。店頭販売はユニクロとは別ブランドになる」
――海外出店したイギリス、今秋に進出する中国の業績目標は。
「中国とイギリスを合わせて10年以内に現在の日本の売上高と同規模に引き上げたい。イギリスは3年間で50店舗に広げ、中国は上海(の衣料品販売の企業)でトップ企業になりたい」
(5月2日05:08)