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尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市)は1日、プロ野球阪神タイガースがリーグ優勝すると、金利が星野仙一監督の背番号にちなんで預け入れ時の7.7倍になる「がんばれ阪神タイガース定期預金 勝星77」の預金総額が、3月18日の発売から4月末までの30営業日で1000億円を突破したことを明らかにした。
同信金は「1000億円という数字は、優勝に対するファンの期待の表れ。われわれも優勝を前提に考えている」と、地元金融機関として阪神応援の姿勢を強調する。
4月30日時点の同定期の件数は約8万5000件で、預金総額は約1029億円。特にタイガースが5連勝した翌日や、4勝1敗と絶好調だった週の次の月曜日などには、1日の新規預金総額が40億円を超える人気ぶり。4月中旬以降は落ち着いてきたものの、4月30日にも30億円以上の預金があるなど、新規申し込みは依然として高い水準を維持している。
優勝した場合、現在の1000億円の預金に対する信用金庫側のコスト増は約4億円に上ると推定されるが、「1年間の業務費用の1%程度で問題はない」という。
例えば5月1日現在の金利は0.04%で、7.7倍になると0.308%。1人当たりの預け入れ上限である1000万円を預金しても利息は約3万円だ。「預金者はお金もうけのためというより、タイガースを応援する意味合いの方が強いのではないか」と同信金は分析している。