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財務省が1日発表した3月の税収実績は前年同月比13.8%減の2兆1921億8800万円となった。前年同月を割り込んだのは7カ月連続。定額郵便貯金の集中満期に伴う利子所得増があった前年の反動で源泉所得税が28%減の5180億9400万円と大きく落ち込んだ。また1月決算企業の確定申告と7月決算法人の中間申告があった法人税も、業績低迷などを背景に13%減の2385億3200万円だった。
消費税は18%減の2401億5500万円、2001年5月相続の即納分が中心となる相続税も13.7%減の1708億9500万円と減少が目立つ。酒税はウエートの大きいビールが低調だったことから4.7%減の927億7900万円にとどまった。
3月までの累計税収は37兆7927億3300万円と前年同月比2.7%減。補正後予算額に対する進ちょく率は76.2%となった。財務省では、補正後予算額の49兆6250億円の達成について「これまでの足元の実績からすると楽観を許さない状況」と分析、「残された4月分、5月分の税収を注視していきたい」と、警戒感を強めている。