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【ウィーン29日共同】
オーストリア造幣局が発行している「ウィーン金貨」が日本で驚異的な売り上げを記録している。今年1-4月の日本での販売量は約6万オンス(約1.7トン)と前年同期の5倍。既に前年の国外販売量全体を上回った。
金貨の正式名称は「ウィーン金貨ハーモニー」。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をテーマに、裏表にバイオリンやホルンなど楽器の形が刻み込まれており「小沢征爾氏が今年のニューイヤーコンサートで指揮したことが、日本での知名度アップにつながったかも」と造幣局は歓迎している。
造幣局によると、昨年の同金貨の販売量はオーストリア国内が約2万オンス。国外は約5万7000オンスで、うち8割が日本での売り上げだった。不況や銀行預金のペイオフ解禁などによる金ブームの影響も受けた形だ。
ウィーン金貨は1989年から発行を始め、1オンス(約28グラム)、2分の1オンス、4分の1オンス、10分の1オンスの4種類。日本でも購入可能で、1オンス金貨の最近の小売価格は約4万6600円という。