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【リオデジャネイロ29日=本間圭一】
アルゼンチンからの報道によると、同国の銀行と両替所は29日、10日ぶりに全面的に営業を再開、中央銀行が売買する通貨ペソの対ドルレートは、1ドル=3・15―3・25ペソから同2・9―3・0ペソに上昇し、懸念されたペソ下落は回避された。
先週、預金流出防止法が成立したことで、預金の大量引き出しが不可能になったことや、中央銀行が同日、1億7000万ペソの債券を発行して市場からペソを吸収したことで、ペソの流通量が減り、ドル買いが予想以上に進まなかったためと見られる。政府が、規制と市場操作でペソ下落を阻止した格好だが、金融不安はなお払しょくされていない。
(4月30日12:43)