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停止されていたアルゼンチンの銀行業務が29日にほぼ1週間ぶりに再開され、同国国民は一部ペソ預金の引き出しが可能となった。
ただ、預金凍結措置が強化されたことを受け、国民は依然、大半の預金の引き出しはできない状態。
このような状況もあって、29日は預金引き出しで銀行に列ができたものの、予想されたほどの長い列にはならなかった。
アルゼンチン国会は先週、昨年12月に凍結となった預金を引き出すには最高裁の承認が必要とする内容の法案を成立させたが、多くの国民が同法律で預金引き出しが以前より困難になったと不満を示している。
アルゼンチン国民は、普通預金の1カ月当たりの引き出し制限措置に対応しなければならず、また預金者の多くは、銀行が割り当て方式で預金返還を開始する予定の来年初めまで預金引き出しができない状態に置かれている。
一部の国民は、銀行側は”預金をめぐる闘いで勝利”したかもしれないが、27人が死亡し、2人の大統領が交代した昨年12月と同様の暴動が起こる可能性もある、との見方を示している。