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みずほフィナンシャルグループは30日、口座振替や給与振り込みなどが年間最大の1200万件に達する決済集中日を迎える。一連のシステム障害の復旧が続く中、決済機能の正常化に向けて最大のヤマ場となる。金融庁・日銀も監視を強めており、官民一体で乗り切る構えだ。
同グループのみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が処理する口座振替は合わせて月間2700万件。30日はその3分の1の900万件(約2300社分)が集中する。
1200万件の処理について、みずほグループは「システムの能力では問題ない」(首脳)と説明している。ただ、顧客企業が処理を依頼した口座振替データの様式は各社ばらばら。一連の口座振替遅延は多種多様かつ大量のデータに、システムが対応できなかったのが原因で、30日も同様の遅延が発生するのではと懸念されている。