(回答先: みずほ機密データ漏洩でオウム信者逮捕 投稿者 不手際のラストボーイ 日時 2002 年 4 月 28 日 14:22:42)
Kyoto Shimbun 2001.4.18 News
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5万件の学生メールアドレス
オウムが収集
オウム真理教(アレフに改称)信者のコンピューターソフト開発グループが今年二月、旧郵政省発注のソフト開発に関し、見積書を作成していたことが十七日、警視庁公安部の調べで分かった。また、教団が東大など全国約三百大の学生のメールアドレス五万数千件を収集、保管していたことも判明した。
教団は昨年三月、ソフト事業を信者個人の事業に移行し、官公庁の発注を請け負わない方針を示しているが、依然として組織的にソフト事業を継続する一方、ネット関係の情報収集を積極的に進めている実態が浮き彫りになった。
調べによると、教団のソフト開発技術者のグループ「慈愛」は今年二月、旧郵政省が開発を進めていた事業の一部に関し、見積書を作成。事業の下請け企業に数十万円分の見積もりを提出したが、契約が成立したかどうかは不明という。
同グループは、NTT発注の事業でも見積書を作成。昨年末、メンバー間で暗号をかけた電子メールで見積書を送り合っていたという。慈愛の営業方針は、上祐史浩幹部(38)らが参加した会議で決定されていたほか、営業状況が日報で同幹部に報告されている。
教団が収集、保管していたメールアドレスは、東大などの旧帝大の国立大学や、早大などの私立大の学生のもので、大学別では早大の約三千三百件が最多だった。データは教団施設から押収されたが、入手方法や目的は不明だ。
このほかにも、公開されているインターネットホームページのアドレスにアクセスし、入信の勧誘をしたり、勧誘対象者の様子をデータベース化し、「導きのカルテ」という記録を作成したりしていることも分かり、公安部は教団が目指している「サイバー教団化」の動きとして注目している。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001apr/18/17.html