(回答先: Re: 来年4月統合を発表=九州最大の金融グループ誕生へ−西日本・福岡シティ銀 (時事通信) 投稿者 武士 日時 2002 年 4 月 20 日 21:20:46)
現代社会では、給与振り込みや引き落としで銀行との取引は不可欠なものになっています。
このようなかで、取引対象として選択できる銀行の数が減れば、銀行に有利な取引条件が押しつけられやすくなります。
この春から、日本の銀行は、普通預金利子率0.001%で横並びになるようです。
今後を予測すれば、1,2年後には普通預金の金利が0%(無利子)になったり、一定残高未満(30万円か50万円かな)の口座には「口座維持手数料」が負担させられるようになるでしょう。
こうなったからと言っても、貧乏人であっても、銀行口座をまったくというわけにはいかないでしょう。
不良債権の増加に怯えて貸し出しを増やせず、証券類の運用もアテにならない状況では、利子を支払ったり保険料を負担しなければならない“預金”は、銀行にとってありがた迷惑の存在にもなっています。
これは、普通預金のみならず定期預金にも及ぶ話で、現在のような経済状態が続けば、500万円未満などある一定金額未満の定期預金を受け入れなくなる可能性もある。
“少額”の預金は、利子を付けなかったりある条件で口座維持手数料を取る普通預金でのみ受け入れるというベラボウメな政策が採られる可能性もあります。
従来は貧乏人にも雀の涙とは言え支払われていた利息が支払われなく、その分が銀行や金持ちに分配されると言うことです。
(一人一人にとっては雀の涙ですが、数千万人分の雀の涙を集めれば厖大な金額になります)