みずほホールディングス<8305>、三菱東京フィナンシャル・グループ<8306>、UFJ銀行、三井住友銀行<8318>のトップは、2002年3月末の自己資本比率が国際基準行の健全性基準の8%を上回った見込み、などとして、公的資金の再注入は不要、と述べた。
きょう午前の衆院財務金融委員会で、遠藤和良委員(公明)の質問に答えたもの。
みずほHDの前田晃伸社長、UFJ銀行の寺西正司頭取、三井住友銀行の西川善文頭取は、2002年3月末の自己資本比率が健全性基準を上回った見込みなどとして、「公的資金による再注入の必要は現在はない」(前田社長)、「公的資金の投入を必要とするような状況にはない」(寺西頭取)、「公的資金の投入は必要ない」(西川頭取)とそれぞれ必要性を否定した。公的資金返済の負担がない三菱東京FGの三木繁光社長は、「今後も自助努力により厳しい環境を乗り切っていきたい」と述べた。