【ニューヨーク17日=坂本裕寿】
米銀大手JPモルガン・チェースが17日発表した1―3月期決算は、最終利益が前年同期比18・1%減の9億8000万ドルと大幅な減益となった。ベンチャー投資部門のJPモルガン・パートナーズが大幅な赤字となったことや、企業のM&A(企業の合併・買収)の手数料低迷などが響いた。一般企業の売上高に当たる総収入は、同7・6%減の79億2000万ドルだった。JPモルガンはエネルギー大手エンロン破たんに伴う損失を計上したため、昨年10―12月期決算は赤字となっていた。
(4月18日23:31)