九州電力は17日、みずほフィナンシャルグループのシステム障害に伴う電気料金の口座引き落とし遅延が発生した問題で、料金徴収業務に追加的に必要となる経費を同グループに請求する方針を固めた。
九電によれば、4月1-5日分の電気料金の口座引き落とし遅延分は総額約2億2600万円分に達するという。電気使用量の検針分と同時に記載する引き落とし額を空欄にした状態で通知書を送った顧客はすでに330件に達した。
こうした顧客に後日、あらためて引き落とし金額を通知する際の文書費用や人件費などが新たな経費としてかさむという。通常業務以外にかかった経費の総額を集計後、同グループに請求する。