みずほホールディングスの前田晃伸社長は16日の参院財政金融委員会で、4月1日の再編に伴う混乱で、一部手形の決済が遅れた可能性があることを明らかにした。みずほによると、決済に遅れが出たのは主に4月1日と2日の両日で、現在障害は収まっているという。遅れの規模については「把握できない」としている。
手形を持ち込んだ企業の銀行口座に対して、代金を入金をする作業で混乱が生じたとみずほは説明している。コンピューターで処理できなかった手形について、手作業での入金を進めていたが、統合に伴う事務作業の混乱で、時間がかかったという。