ソフトバンクは16日、米国の全額出資子会社ソフトバンク・アメリカ(SBA、デラウェア州)が保有する米インターネット情報検索大手ヤフーの一部株式を売却したと発表した。
ソフトバンクの財務改善策の一環。売却株数は1150万株で、金額は約1億7100万ドル(約224億円)。
これに伴い、SBAの米ヤフーに対する持ち株比率は約14・3%に低下。米ヤフーは、ソフトバンクの持分法適用関連会社から外れることがほぼ確実になったとしている。ただ、SBAは引き続き、米ヤフーの筆頭株主の地位は維持する。
ソフトバンクは、米ヤフーが同社の「事業戦略上重要なパートナーであることに変化はなく、引き続き一層のシナジー(相乗効果)を追求する」としている。