(回答先: 勝手な評価だが、日本に対するひとつの示唆=S&Pの国債格下げで塩川財務相[東京16日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 16 日 11:15:18)
<UFJキャピタルマーケッツ証券・シニアストラテジスト 道家映二氏>
S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)による日本国債格下げ時期は5月末頃と見ていたが、タイミングが予想より早かった、という印象だ。市場はムーディーズがG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)前後に日本国債を格下げすることは想定済みだが、S&Pまでは織り込んでいないと見られる。このため、金利水準が下限に近いレベルまで低下していることに加え、週末のG7、来週の10年債入札を控え、S&P格下げを受けた債券市場では調整の売りも出そうだ。市場参加者としては、上値を追いづらくなったという印象だろう。