モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は11日、浮動株基準の移行に伴うMSCI指数の構成変更を発表、オール・カントリー・ワールド指数(ACWI)への日本の組み入れ比率を従来から0.49ポイント引き下げて7.66%とした。
日本は同時にEAFE指数(北米を除く先進国が対象)の組み入れ比率も 0.37ポイント引き下げられた。
ACWIの組み入れ比率の引き下げ幅は日本が最大。次いでフランスが 0.43ポイント引き下げられた。逆に米国は56.28%と、2.81ポイント引き上げられた。
MSCIは昨年5月、浮動株基準移行に伴い指数全銘柄の新たな組み入れ比率を公表し、同年11月に浮動株調整の半分を実施。ことし5月31日の引け段階で完全に実施する。