JTは8日、02年度から04年度までの3年間の経営計画を発表した。国内でたばこ需要が減っているため、国内25のたばこ工場や営業所などを統廃合する。人員も現在の約1万7800人を3年間で1300人削減する。役員報酬を4月から、代表取締役6人は10%、その他の取締役5人は5%を期限を決めずに削る。
計画では、高齢化の進展や禁煙意識の高まりから、需要が年1%ずつ減ると初めて減少を予測した。海外のたばこ事業は販売増を目指し、食品・医薬事業を拡大し、04年度の営業利益2200億円を目標にした。
[毎日新聞4月8日] ( 2002-04-08-18:45 )