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システム大障害、みずほトップの責任〜前田社長、説明も謝罪もなし〔株ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 16:41:48:

「システム担当の専務1人に責任を押し付ける形でとりあえずコトを済まそうとするみずほグループの対応の仕方は、異常だ。顧客、預金者にこれだけの迷惑をかけたのだから、経営トップ−−みずほホールディングスの前田晃伸社長−−がきちんと記者会見に応じて、説明、謝罪をすべきだ」
金融庁幹部がこうはき捨ててみせる。
“ペイオフ解禁”の初日となった4月1日、みずほホールディングス傘下のみずほ銀行でATM(現金自動預払機)のシステム障害が全国規模で発生したのを皮切りに、グループ全体を巻き込んだ送金・振り替え業務についてもトラブルが発生、トラブル発生から1週間経過した今日(4月8日)現在に至るも、システムは完全には復旧していないのが実情だ。
一連のシステムトラブルの具体的内容については、各新聞・テレビを始めとするマスコミが連日報じているため、ここでは改めて取り上げない。
先週末の金曜日−−つまり4月5日、柳沢伯夫金融担当相は閣議後に開かれた定例記者会見の席上、「(みずほグループのシステムトラブルは)仕方がないこととは言い難い」という物言いでその対応を厳しく批判した。
みずほグループはこうした状況を受けて、5日の午後5時半になってようやく、緊急の記者会見を開くに至ったのである。
「われわれとしても記者会見の時間や場所についてまであえてあれこれ言うつもりもないが、全国の一般顧客にあれだけの迷惑をかけておきながら、対応があまりにも遅すぎるし、出席メンバーが限定されてしまう日銀記者クラブだけの会見とは事態を軽く見過ぎているのではないか−−」(金融庁幹部)
このコメントに関して言えば、筆者としてもまさに同感だ。そして、みずほグループサイドがとった一連の対応の中で最大の問題点は、その記者会見の場にグループの最高責任者、前田みずほホールディングス社長が姿を見せなかった点だ。
結局、まさに“針のムシロ”とも言える記者会見に臨んだのは、みずほホールディングスの石坂文人・専務執行役員を中心とする3人の担当役員だけだったのである。
「石坂専務は、IT・コンピューター・事務処理の担当の役員で、言ってみれば“現場”の最高責任者であって、経営全般を見るべき立場にあるわけではない。しかし、今回のシステムトラブルの最大の原因は、旧第一勧銀と旧富士銀行が新銀行の発足にあたって、どちらの“基幹システム”を採用するかで最後まで互いに譲らなかったことにある、と言えるだろう」
「そもそも両行のメンツを立て、双方の“基幹システム”をそのまま継続したことがトラブルの最大の原因だ。従って、今回のシステムトラブルは完全に“人災”であり、経営判断のミスに他ならない。石坂専務にすべて押し付けるのは酷だ」(みずほグループ役員)
事実、みずほグループの“現場”は、経営統合に伴うトラブルを回避するために、トータルで約4000人もの行員を投入し、休日返上で作業を進めてきたのである。
その“現場”に責任を押し付けることは理不尽以外の何物でもない。
「前田社長は富士銀行出身なのだが、いかにもあの銀行らしい対応の仕方だ。数年前に富士銀行の埼玉地区の店舗で行員が顧客を殺害し、預金を奪うという大変な事件が発生した。その時も富士銀行の経営トップは公の場で謝罪もしなかったし、何の経営責任も取らなかった。その“体質”を今でも引きずっている」(大手都銀役員)
その前田社長は、去る3月31日に開かれたみずほグループの合同入社式で新入社員に対して、「個人的見解ではあるが、マニュアル通りに動くな、上司の言うことは聞くな、責任は上司に取らせよ」とゲキを飛ばしている。
前田社長はよもやこの言葉をお忘れではあるまい。“有言実行”。さあ、今こそその言葉を実行するときだ、とだけ言っておこう。
2002/4/8

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