【香港7日共同】
7日付香港各紙によると、香港の警察当局は6日、3700億ドル(約48兆4700億円)相当の偽造米国国債を所持していたなどとして、日本人2人を含む4人を起訴した。起訴されたのはナカモリ・シンリ(44)、モモハラ・マサヒデ(47)の日本人2被告と日系米国人商人、香港人不動産業者の4人。
起訴状によると、日本人被告ら3人は今月3日、香港内のホテルに額面5億ドルの偽造国債740枚を所持。日本人被告らを訪ねて来た香港人不動産業者も偽100ドル札88枚をもっていたため、現行犯逮捕された。同ホテルで偽米国債の取引が行われるとの警察への通報で犯行が発覚。被告の1人は、広東省広州市内のグループと取引を行う予定だったことを認めているという。