総務省が発表した 2月の全世帯家計調査に よりますと、 消費支出が 2カ月ぶりに減少しました。
2月の一世帯当たりの 消費支出は 27万4978円で、物価変動を除いた実質で 1年前に比べ 3.8%減り、 2カ月ぶりに減少しました。1月にはプラスに転じた 消費支出はふたたびマイナスとなり、総務省統計局では 「消費は依然、 一進一退の状況」と 分析しています。
項目別でみますと、 授業料や教材費などの 減少が続く「教育」が 15.6%減り、 少子化の影響が 出てきているようです。また「家具・家事用品」も 8.4%の減少と 4カ月連続で 減っています。家電リサイクル法施行前の駆け込み需要が伸びた 1年前の反動で、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど への消費が減った半面、インフルエンザの流行などで 「保険医療」が 4.1%増えました。(5日 16:45)