(回答先: 金融のしくみ 糸瀬茂 東洋経済 p163-165 投稿者 ファイナンシャル・ディテクタ 日時 2002 年 4 月 05 日 00:58:20)
ファイナンシャル・ディテクタさん、招き猫さん、こんばんわ。
フォローありがとうございます。
まさか、資金運用部(郵貯や簡保)の保有部分を、実質的に政府が保有していると認識するような経済学者がコロンビア大学にいるとは思っていなかった(笑)のですが、たぶんそのように認識しているようですね。
糸瀬氏は厳密に説明されていますが、端的には、戻さなければならないひとのお金を国債というかたちにかえて持っているだけの話ですからね。
国債も郵便貯金もともに、返さなければならないものです。
また、資産が国債の担保であるかのような見方も間違っています。
国債の担保は、あくまでもフロー=税収でなければなりません。
そうでなければ、国家資産がごっそり外資にもっていかれてしまうという悲劇につながっていきます。
近代的な資源大国でないのでまだ救いですが、国有地を好き放題に使われるようになります。