(回答先: 国債引受に近づいたということではない=速水日銀総裁 [東京 4日 ロイター] 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 4 月 05 日 00:28:34)
藤原日銀副総裁は、外債購入を資金供給手段とする考え方について、現時点で必要性は全くない、と述べた。
参議院財政金融委員会で大渕絹子委員(社民)の質問に答えたもの。
政策手段としての外債購入について、藤原副総裁は、円安を実現するための外債買い入れと円資金を供給する手段としての外債購入の2つの側面がある、と説明。
前者については、「日銀法では、為替を誘導することは認められていない。介入は、財務省が決定するのが法律の規定だ」と述べた。
後者については、「円資金を供給する手段としての位置付けは、日銀法上、問題はない。しかし、金融調節の必要性があるかどうかで、現時点では、短期・長期の国債が十分存在しており、潤沢な資金供給に支障をきたす状況ではなく、必要性は全くない」と述べた。