福田康夫官房長官は29日午後の定例記者会見で、2001年度末の株価がこの日で確定したことについて、「今日はちょっと下がったが、(昨年の)9月期に比べればだいぶ上がった」と述べ、「まあ、うまくいったということじゃないでしょうか」との認識を示した。
一方で、「われわれはそれで満足したわけではない」と述べ、「やはりデフレ対策を考えていかなければならない」と指摘。「予算の執行をしっかり行うことがいま大事」と強調した。
この日の日経平均の終値は308円17銭(2.72%)安の1万1024円94銭、TOPIXの終値は、前日比22.24ポイント(2.05%)安の1060.19。だった。