自民党の青木幹雄参院幹事長は29日の記者会見で、「予算が終わったから、終わってないからとかいうことではなく、景気対策は当然必要な一番大きな課題だ」と述べ、国内経済に下げ止まりの兆しが出ているなかでも景気対策は依然として重要との認識を示した。ただ、具体的な対策については「与党3党の政調会長を中心にいろいろと今までも議論してきたし、これからも詰まった議論がされると理解している」とだけ語った。
この日の日経平均株価が大引けで1万1024円となり、前日より約300円の下げとなった。こうした期末の株価の状況については「できればもう少し上がった方が3月決算には良かったと思っている」と発言。予想していたよりも低い水準との感想を明らかにしたうえで「私がとやかく動かせるものでもない。仕方のないこと」と述べた。