(回答先: 日銀は流動性供給継続を=米CEA委員長が会見 (時事通信) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 3 月 19 日 17:44:33)
米大統領経済諮問委員会(CEA)のハバード委員長は、日銀は消費者物価が反応するまで現在の金融政策を続けるべきで、必要ならばもっとやるべきだ、との見解を示した。
欧州日本研究所シンポジウムでの基調講演で述べたもの。
米大統領経済諮問委員会(CEA)のハバード委員長は、「日銀は消費者物価が反応するまで現在の金融政策継続を奨励されるべきで、必要ならばもっとやるべきだ」との見解を示した。
また、整理回収機構(RCC)による不良債権の買い取りに関して、「RCCが不良債権の“柔軟な”価格での購入を委任されたことは正しい方向への第一歩である。ただ、これはRCCが銀行の再資本化にあたって、つり上げられた価格による購入で、悪い決断と引当不足をカバーする存在になるべきだ、ということを言おうとしているのではない。RCCは、個々の債権購入においていくらかのリスクをとろうとすべきだ。その鍵は、購入を実現することと民間の市場参加者の手に資産を委ねることだ。RCCは、悪しき債権の倉庫になってはいけない。必要なリストラをとることのできる者の手に、銀行のバランスシートから問題資産を速やかに移す巧みな仲介者として行動すべきだ」と語った。