『大事なお金は香港で活かせ』が同友館から発行されました。
ペイオフ解禁・預金封鎖が目前に迫り、日本の銀行にお金を預けるのは不安だという方に、香港に銀行口座を開き、ネットバンキングを利用して資産運用や預金封鎖対策をする方法をお教えします。とにかく預金封鎖対策には最高の本です。同友館のウェブサイトを通じて購入可能。
http://www.doyukan.co.jp/
『大事なお金は香港で活かせ』
渡辺賢一・著/同友館/A5・P234/2000円
<目次>
第1章 いちばん近いオフショア金融センター
1.香港の金融は日本より10年進んでいる
◎便利でなければ銀行じゃない
◎自由放任が便利なサービスを生んだ
◎ATM24時間営業の利便性とリスク
◎日本の10年先行く「デビットカード」
◎電子マネー「先進国」香港
◎銀行によって金利も違う
◎米ドルからタイバーツまで、多彩な外貨預金
◎手数料が割安だから、実質金利がお得
◎同じファンドで日本より有利
◎ネットバンキングで日本から遠隔操作
2.なぜ、あえて香港を勧めるのか
◎オフショア金融市場とは
◎タックスヘイブンのもうひとつの魅力?
◎代表的なタックスヘイブン
◎日本とシンガポール、どっちが魅力的?
◎近くて近い香港がお薦め
◎資産家じゃなくても大丈夫
◎オフショア銀行より普通の銀行
3.香港を取り巻くうわさと実情
◎財務省・税務当局ににらまれている
◎主権国・中国の存在が不安だ
◎香港は信用できない
第2章 香港に銀行を開設するには
1.香港の金融街「セントラル」を歩く
◎空港からたったの23分
◎ショッピングやグルメの楽しみも
2.香港の主な銀行とサービス
◎香港上海銀行(HSBC)
◎スタンダード・チャータード銀行
◎恒生銀行(ハンセン・バンク)
◎中国銀行<香港>(バンク・オブ・チャイナ<ホンコン>)
3.種類豊富な香港の銀行口座
◎英国資本系の銀行を選ぼう
@香港ドル建て普通預金
A香港ドル建て当座預金
B香港ドル建て普通預金
C外貨建て普通預金
D外貨建て定期預金
◎総合口座徹底比較
4.パワーバンテージ口座を開設する
◎パワーバンテージの魅力とは
◎口座開設には紹介人が必要?
◎いよいよ窓口へ
◎基本的な会話のやりとり
◎パワーバンテージ「キット」の中身
◎キャッシュカード
◎小切手の使い方
◎ステートメントとは
◎テレホンバンキングの利用法
◎テレホンバンキングで預金を移動する
◎テレホンバンキングのPIN変更
第3章 実践ネットバンキング−HSBCを例に
1.ネットバンキングで何ができるのか
◎遠隔操作で日本から口座管理
2.ユーザー登録・ログオン
◎ユーザー登録の手順
◎ログオンの仕方
◎パスワードを忘れたときは
◎ログオフ
3.銀行サービス(Banking)の利用法
◎残高・利用明細照会(Account Overview)
◎口座の利用明細を確認するには
◎香港ドル口座間の預金移動(Transfer-Hong Kong)
◎香港ドル預金移動サービスをどう利用する?
◎定期預金(Time Deposit)の設定
◎満期後の取り扱いを設定
◎自動継続を終了したい人は
◎外貨普通預金を設定する
◎外貨普通預金の最低預入額
◎外貨普通預金を引き出す
◎ネットバンキングで通貨分散投資
4.情報サービス(Market Info)の利用法
◎外貨建て預金の「方針づくり」に活用
◎金利動向をまめに調べよう
◎為替両替のレートは?
◎10種類の外貨預金金利が一目瞭然
5.その他のサービス(Services)
◎パスワードの変更など
◎不明な点はEメールで問い合わせを
第4章 香港で買うオフショアファンド
1.オフショアファンドの種類
◎オフショアファンドとは何か?
◎香港の銀行で購入できるオフショアファンド
◎改めて「自己責任」とは何かを問う
◎香港上海銀行が取り扱うファンド
◎地域別ファンド−国・地域に特化
◎債券型ファンド−株式ファンドよりも比較的低リスク
◎元本保証型ファンド−安全だが、リターンはいまひとつ
◎テーマ型ファンド−特定の成長分野に投資
◎ファンドの資料の見方
◎リスク分散を大前提に選ぶ
◎「ファンドの詳細」はここに注目
2.オフショアファンドの購入・解約−HSBCの場合
◎まずはファンド用口座を開設する
◎ファンドの運用成果を見る
◎ファンドを乗り換え・解約するには
第5章 巻末資料
1.パワーバンテージ口座開設申込書の記入内容
2.香港の主要大手銀行の所在地・連絡先