昨日(3・13)午前NHK衛星1で放送された「BBCニュース」は、フランスのメディア会社CANAL+が、自社のスクランブル放送を解く暗号コードを解析してインターネットのサイトで配布したことで1億ポンド(約180億円)の損失を与えたとして、マードック氏のメディア会社の子会社でイスラエルにあるNDSを訴えたと報じた。
● イスラエルの会社NDSはスマートカードの開発製造で有名なハイテク企業である。
● NDSは、デジタルTV放送のスクランブルを解くためのセキュリティコードを破り、カルフォルニアにある米国法人を通じ、その情報をカナダで運営されているサイトに載せた。
● NDSのChief ExecutiveであるAbe Peld博士がインタービューに応え、「CANAL+の技術が劣っていたから、NDSのアクセスを防げなかったのだ」と語った。
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★ NDSの主張が通用するのであれば、インターネット取引でお金を不正にかすめ取られても、「悪いのはとられたほう」ってことになりますね。
「騙されたほうが悪い」という価値観を公言する人が、スマートカードなどの開発製造に携わっているわけですから、“IT”にはくれぐれも気をつけたほうがいいでしょう。
お読みいただいていない方は、「電子投票制」の危険性を取り上げた書き込みも是非参照してください。
「『電子投票制』は選挙制度の“自殺装置” 【『IT利用独裁』への道】
http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/233.html