★そういえば中国向けで日本は米国のセーフガード発動を非難できない行為を既にしてしまっていたのでした。
輸入タオル製品について、緊急輸入制限措置(セーフガード)発動するかどうかを調査している経済産業省は8日、セーフガードを発動しない方向で調整に入ったことを明らかにした。輸入量が減少傾向にあり、発動の重要な指標となる「輸入量の急増」を認定できないためだ。今後まとまる2月の輸入実績も急増する可能性は低く、経産省では今月末にも、発動見送りを最終決定する。
調査対象のタオル、タオルケット、タオル地の輸入量は、2000年は対前年比で15・4%増だったが、2001年の輸入量は同6・3%増と伸びが鈍化した。さらに今年1月には逆に対前年同月比7・3%減となり、昨年12月に引き続き2か月連続でマイナスとなった。
タオルに関するセーフガードの当初の判断期限は昨年10月15日だったが、経産省は「輸入動向を見極めたい」として、半年間延長していた。
(3月8日18:24)