(10時55分、コード8263)4日続落。個人投資家の見切り売りが断続的に出ているようだ。同社は2月27日に新再建計画の最終案を発表したが、先行き不透明感を払しょくするまでの評価を得ていない。「負債返済の原資となる営業キャッシュフローを十分に確保できるか依然として不透明」(中堅証券情報担当者)という。
相場は需給改善を背景に上昇基調を強めているが、同社株は流れに取り残されている。信用取引の個別規制でダイエー株の1日申し込み現在の信用売り残はゼロ。信用取引の売り方が存在しないだけに、需給の大幅な改善は期待できないという。主な売り手口は東洋、野村、新光など。