【ソウル2日=石神和美】韓国の政府系シンクタンクである韓国開発研究院は、課税を逃れている地下経済の規模が、95年時点でGNP(国民総生産)の14.3%にあたる約52兆ウォン(約5兆2千億円)に上った、との報告書をまとめた。同研究員は、「韓国の地下経済は先進国と比べてかなり大きい。政府は徴税をもっと強化すべきだ」としている。
報告書では、GNP統計などから、本来かかるべき付加価値税との差額から、地下経済の規模を算出した。80年時点では14.9%、85年では19.2%、90年では13.9%に上ったという。
[朝日3/3]
★コメント
これは「徴税対象外」という意味であって、「後ろめたい」産業統計値そのものを必ずしも意味するのではないだろうけど、その内訳はどうなっているんでしょうね?
ちなみに、日本での数値は、GDPの3.3%、17.1兆円('99年)だそうです。