財務省が1日発表した1月の税収実績は前年同月比13%減の3兆4377億9600万円となった。源泉所得税が前月に続き定額郵便貯金の集中満期に伴う利子税収の減少で19.2%減の1兆9127億3000万円と落ち込んだのが主因。他の主要項目では11月決算企業の確定申告があった法人税は、6.7%減の2406億8800万円。消費税は国内分、輸入分ともに低迷し4.5%減の4677億6700万円にとどまった。13年3月相続の即納分が中心となる相続税は1194億9900万円とほぼ横ばい。酒税はウエートの大きいビールが低調だったことから4%減の1495億7500万円だった。1月までの累計の税収は31兆5181億900万円と前年同月比1.2%減。補正後予算額に対する進ちょく率は63.5%となった。