資金量全国89位の石岡信用金庫(本店・茨城県石岡市、手塚克彦理事長)は1日、自力での事業継続が困難になったとして、預金保険法に基づいて金融庁に破たん処理を申請した。預金は全額保護される。
一方、同30位の水戸信用金庫(本店・水戸市)と同200位の土浦信用金庫(本店・同県土浦市)は同日、来年1月をめどに対等合併する方針を決めた。1日夕方にも記者会見して正式に発表する。
水戸信金は、破たん申請した石岡信金の事業譲渡先に前向きな姿勢を見せており、水戸信金が石岡信金の受け皿金融機関になるとみられる。
(3月1日15:27)