[B] 米債券市場が懸念しているのは国債発行ではなくマクロ経済=財務次官
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[ダウ・ジョーンズ19日ワシントン]フィッシャー米財務次官は、債券市場が懸念しているのは国債発行ではなく、マクロ経済だ、との見解を示した。
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フィッシャー次官は、「9月11日以降の不透明感の要因となっているのは、国債発行ではなく、マクロ経済をめぐる不透明感だったと思う。景気回復が進んで、不透明感が薄れていることを歓迎する」と述べた。
同次官は、国債の買い戻しについて、債務管理戦略の一環として維持することを期待する、と述べた。
米国債を外国が保有していることについて、フィッシャー次官は、「どこが保有しているのか特別に心配していない。国債の売り手としては、いろいろな投資家に保有してもらいたい」と述べた。
米国債の外国保有比率は過去7年間で20%から42%に上昇している。
(了)