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[B] 東京債券（午後３時）＝先物は小幅高、１０年国債入札前に様子見
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先物3月限 10年236回
（東証） （BB）
現在値 136.75（円） 1.525（％）
前日比 ＋0.03 ＋0.005
（夜間取引含む）
高値 136.82 1.515
安値 136.59 1.525
始値 136.68 1.515
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２０日の東京債券市場では先物が小幅高で取引を終了する一方、現物は利回
りが上昇（価格は下落）するもみ合い展開。２１日の１０年国債入札を見定め
たいとの心理から、積極的な売り買いが控えられた。先物３月限は午後３時現
在、前日比３銭高の１３６円７５銭。現物カレント１０年２３６回は、前日比
＋０．００５の１．５２５％。
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先物３月限は出来高が２兆２０８億円と２兆円台に乗せるのがやっと。前日
の夜間取引を除けば、１兆９０９９億円と２兆円を下回った。短期的には、２
１日の１０年国債入札の結果を見定めたいとの心理が強まり、売り買いが控え
られた。新発国債の表面利率は１．５％との見方が強い。
銀行への公的資金注入の実現性がまだ不透明であるこも様子見心理を強めた
要因。
先物は堅調ながら、現物の上値が重い背景について、東京三菱証券投資戦略
部の石井純チーフ債券ストラテジストは「先物は売り方主導で推移していたた
め、３月１２日の３月限売買最終日に向けた限月交代で売り持ち高整理のため
の買い戻しが優勢となっている。一方、現物は決算期末を控え、株安などでリ
スク許容度の低下した機関投資家は買い増すよりむしろ処分売りを増やしてい
る」とみている。＝穂坂 隆弘記者
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（午後１時＝小幅プラスに転換、限月交代に関連した買い戻しで）
東京債券市場では先物３月限が、午後に入り小幅ながら前日比プラス転換。
３月１２日の売買最終日に向けて、限月交代に関連し売り持ち高を整理するた
めの買い戻しが増加。価格を下支えしている。午後１時現在では、前日比２銭
高の１３６円７４銭。現物１０年カレントは、午後零時５５分現在で前日比変
わらずの１．５２０％。
先物は３月限から６月限への中心限月の交代が進んでおり、３月限は蓄積さ
れていた売り持ち高を整理するための買い戻しが増加しているとされる。
２１日に１０年国債入札を控えていることや、銀行への公的資金注入の現実
性を見定めたいとの心理から積極的な売り買いには慎重姿勢が強い。小幅な変
動のなかで、買い戻しが価格を支えている格好。＝穂坂 隆弘記者
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（午前１１時＝小動き、様子見で先物出来高１兆円にとどまる）
２０日の東京債券市場は小幅な動き。先物３月限は午前１１時現在、前日
比５銭安の１３６円６７銭。２１日に１０年国債入札を控えているほか、銀
行への公的資金注入を巡る動きが依然不透明なため、様子見心理が強まった。
先物３月限の午前中の出来高は、１兆６１１億円とかろうじて１兆円台を超
える水準にとどまった。現物１０年カレント２３６回は、午前１０時５０分
現在で前日比＋０．００５の１．５２５％。
先物３月限の午前中の価格変動は、上値が前日終値比６銭高い１３６円７
８銭、下値が同１３銭安い１３６円５９銭の範囲内。前日終値を挟み高値と
安値の変動幅１９銭にとどまった。
１０年国債３月債は２１日に発行予定額１兆７０００億円で入札予定。公
的資金注入に関しては、日銀速水総裁が１９日に小泉首相に早期決断を求め
たことが報道されているが、福田官房長官が２０日記者会見で「首相と日銀
総裁は公的資金など具体的な話はしていない」と慎重な表現で発言するなど、
実現性や実施時期などがまだ明確になっていない。債券市場でも売り買いど
ちらか一方に持ち高を傾けるのはリスクが大きいとの見方が強い。
＝穂坂 隆弘記者
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（午前１０時５０分＝もみ合い、10年国債入札を前に様子見）
東京債券市場はもみ合い。２１日の１０年国債入札を前に投資家は売り買
いともに慎重姿勢をを強めているようだ。午前１０時５０分現在の先物３月
限は前日比９銭安の１３６円６３銭。現物１０年カレント２３６回は、午前
９時３３分に前日比変わらずの１．５２０％で値が付いてからは売買が成立
していない。
１０年国債入札の動向についても、銀行への公的資金注入やそれに伴う株
価動向についても「方向性が明確でないため、債券市場では材料難から積極的
な売り買いが控えられている」（都銀の売買担当者）とされ、前日終値をやや
下回る水準でのもみ合いが続いている。＝穂坂 隆弘記者
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（午前９時２５分）＝小動き、公的資金注入や株価動向にらみ様子見
２０日朝方の東京債券市場では、１０年国債先物３月限が前日終値を挟んで
小幅な動きで取引を開始。午前９時２５分現在では、前日比２銭安の１３６円
７０銭。市場参加者が銀行への公的資金注入を巡る株価動向に注意を払いなが
らの売買となり、様子見心理が強まった。現物１０年カレントの２３６回は、
午前９時ちょうど現在、業者間で、前日比−０．００５の１．５１５％。
速水日銀総裁が小泉首相に公的資金注入を進言したことが明らかになったが、
政府内では経済閣僚が資金注入へ慎重姿勢で足並みを揃えている。東京株式市
場では日経平均株価が小幅安で２営業日連続下落。債券市場では、公的資金注
入が株高につながり、株高によってリスク許容度が拡大する金融機関の債券投
資余力が増すという因果関係が期待されており、公的資金注入の実現性、株価
の反応などを見定めたいとの心理から様子見心理が強まっているようだ。
東証が開く前のロンドン金融先物取引所（ＬＩＦＥＥ）の先物３月限は、１
９日東京夜間取引終値比１銭高の１３６円７２銭で取引終了。出来高１５２億
円。
１９日東証引け後、夜間取引の先物３月限終値は、前日比１銭安の１３６円７
１銭。売買高は１１０９億円だった。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。