横浜市が出資する「港北ニュータウン生活対策協会」(理事長=中西雅子・同市都筑区長)など2つの外郭団体が、対外債務の不履行(デフォルト)を宣言したアルゼンチンの国債を計1億7000万円分購入し、回収困難となっていたことが16日、分かった。同協会は、市が出資した基本金の95%にあたる7億4000万円を同国債など比較的リスクの高い外国債の購入に充てており、「資金の運用方法を見直す」としている。
同協会は1981年設立で、同ニュータウンの住民向けに、情報誌の発行や交流事業の企画などを行っている。同協会によると、1999年から昨年まで4回にわたり、年利率4・40%―6・00%の円建てアルゼンチン債を計1億5000万円分購入していた。中西理事長は「国内が低金利なので、少しでも有利な運用をしたかった」としている。
「横浜交通開発」(岸田道則社長)も同国債を約2000万円分購入していた。
(2月16日21:21)
★「ケッ、こんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇ」(北斗の拳第一話・ヤンキーが略奪した札束を称して叫ぶ台詞)