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国際通貨基金(IMF)は13日、新興市場国などで資本逃避や外貨準備低下などが生じた場合に緊急融資する「新規借り入れ取り決め(NAB)」の基金に、チリが4億5000万ドルを拠出することを明らかにした。中南米からの拠出は初めてで、IMF支援を受ける他の南米諸国とは一線を画した格好だ。
NABの積立額は450億ドル。拠出している25カ国・地域には、先進国のほかタイ、シンガポールなどが名を連ねている。
チリは、このところ景気が減速傾向にあるものの、今年も2%以上の成長率を見込んでいる。金融危機の余波で低成長やマイナス成長の国が多い南米では、群を抜いて安定しており、実質的な先進国入りに向け前進しつつある。