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(回答先: 第21回「『竹中大臣VS銀行経営者』の攻防戦から何を読み取るか?」(KFi〔KPMGフィナンシャル〕代表 木村 剛氏) ☆銀行経営陣を一掃してからのビジョンは? 投稿者 日時 2002 年 11 月 11 日 13:01:53)
竹中平蔵経済財政・金融担当相は10日のテレビ朝日番組で、銀行の自己資本をかさ上げしている税効果会計のルール見直しについて「何らかの形で解決しなければならない。速やかに検討して結論を出していく」と述べ、自己資本に算入する割合を厳しく制限することも含め議論を進める意向を強調した。
銀行は税効果会計という会計処理に基づき、払いすぎた税金の還付を見込み、自己資本を積み増している。竹中氏は当初、自己資本への算入を米国並みに厳しくする方針だったが、銀行や与党の圧力によって先送りした。竹中氏は同日の番組で「現状を変えたくない人がたくさんいる。抵抗勢力の本丸だ」と批判した。
不振企業の再生を促すために創設する「産業再生機構」を巡っては、支援先を決める基準について「再生の名のもとに安易な延命策になることは絶対いけない」と指摘。不振企業の安易な温存につながらないような基準を求めた。再生か整理かの判断は「経営判断の問題で、役人や政治家にはできない。民間の能力を柔軟に入れる仕組みが必要」と述べた。 (11:00)