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日米欧の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会は自己資本比率の「国際決済銀行(BIS)規制」を現行より厳しくする改正案を各国に提示した。リスクの大きい資産を抱えるほど強い財務基盤を求める仕組みで、不良債権は従来の最大5.6倍の自己資本が必要になる。巨額の不良債権を抱える大手邦銀は売却加速など対応を迫られる。
BIS規制は貸出債権、株式、債券など保有資産について、リスクを勘案して算出した総額(リスク資産額)の8%以上の自己資本を持つよう国際業務を営む銀行に求めている。バーゼル委の改正案は、銀行の健全性を高めるため、貸出債権のリスクをきめ細かく自己資本比率に反映させる内容だ。
(07:32)