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金融再生策を検討する竹中平蔵経済財政・金融担当相のプロジェクトチームのメンバー、木村剛氏(KPMGフィナンシャル社長)は9日、都内で講演した。現在の金融情勢について「これは危機であって、政府は預金者や投資家を考え、しかるべき措置を取らなければならない」と述べ、金融行政を早期に転換するよう求めた。
木村氏は過去の金融危機における不良債権の規模にも触れた。1990年代初頭の米国で経済規模の3%、戦前日本の昭和恐慌で2.5―3%にとどまったと指摘。10%にのぼる現在の日本について「問題の大きさは相当深刻にとらえなければならない」とし、危機的水準にあるとの認識を示した。
(19:03)