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(回答先: だれも知らない日本国の裏帳簿(著者 石井紘基) 投稿者 ・・ 日時 2002 年 10 月 25 日 11:57:55)
鉛色の空が広がり、冷たい雨がぱらついた平成十年一月十九日朝、
東京・霞が関の日本道路公団(JH)に東京地検特捜部の係官約二十人が入った。大蔵省(現・財務省)造幣局長からJHに天下った井坂武彦元理事=のちに有罪が確定=の外債入札にからむ汚職事件捜査の幕開けだった。
同じころ、東京都世田谷区の財団法人「道路施設協会」などファミリー企業六社の捜索も開始された。
「井坂元理事とわが社は無関係なのに…」と職員たちはいぶかったが、地検の狙いは別にあった。
サービスエリア(SA)のテナント権を独占していた同協会は「JHの伏魔殿」「利権の巣」といわれ、地検は多額の“闇資金”が政・官界に流れたとされる疑惑の解明 を目指していたのだ。
ところが十日後に同協会の子会社社長、二月初旬にはJH中国支社長が相次いで自殺。表ざたにはならなかったが、中国支社長と同時期に技術系幹部も自殺 し、地検は“闇資金”の全容解明を断念した。
しかし、国会で同協会の疑惑を追及した石井紘基衆院議員(民主)は「二つに分割されたことで天下り先が増え、事業が広がった。みせかけの改革で、逆に焼け太りだ」と批判する。
http://kaz1910032.hp.infoseek.co.jp/dk140808.html