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格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、同社リポートで、日本の不良債権の処理に向けた対応の遅れに対して懸念を表明、同社による日本の格下げの可能性が出てきた。
竹中平蔵経済財政・金融担当相は22日、予定していた不良債権処理加速案の中間発表を急きょ中止したが、これについてフィッチのリポートは「(発表の)遅れは、銀行システムの抜本的な改革に対する抵抗が根強く、小泉首相の強力なリーダーシップがなければ失敗に終わるであろうことを明白に示している」と述べている。
リポートはさらに、近年の「断片的で『何とか切り抜けよう』という政策が続くようであれば、フィッチは、日本の銀行部門の格付けを引き下げの方向で見直す可能性が高い」と指摘している。