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(回答先: 「不良債権処理どう進める」、米の質問に首相“沈黙”(読売新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 21 日 13:30:58)
日米両国の代表的な企業経営者が集まる日米財界人会議は2日目の21日午前、全体会議を開き、日本の不良債権問題などをめぐり本格的な議論に入った。米側議長を務める通信大手AT&Tのアームストロング会長は「竹中平蔵金融・経財担当相は正しい方向に動いている。銀行の不良債権と(融資先の)企業の不良資産の両面から積極的、包括的でタイムリーな解決が必要」と述べ、日本側に処理の断行を促した。
ゲストとして講演した小泉純一郎首相は「不良債権問題を2004年度までに解決する」と従来の方針を説明した。アームストロング会長は「首相の大胆な行動をサポートする」とエールを送った上で「銀行の資本をどう改善するのか」と具体的に質問したが、首相は「より不良債権処理を加速する措置をどうするか検討中で、もうじき明らかになる」と答えるのにとどめた。日本経団連の奥田碩会長は「不良債権処理には賛成だが、企業倒産や失業に対する安全ネットの強化が不可欠。景気に配慮し、需要の底上げを図りつつ改革を進めなければならない」と強調した。〔共同〕 (11:10)