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最近の経済状況は、かなり深刻な状況である。小泉首相の言う「構造改革」も「外科手術」になりそうな様相である。「構造改革なくして景気回復なし!!」と喝破した首相であるが、最近では、さすがの経済オンチでも感じるところがあったのだろう、補正予算の話が出てきている。私が思うには「景気回復なくして構造改革なし」の方が現実的であるように感じるのだが・・・。
ある本を読んでいたら、こんなことが書いてあった。
”日本においては、「会社」は「社会」である。”
これが意味するところは、日本では「会社」を通じて「社会」参加をしているという意識をもつ傾向が強いということであると、私は解釈している。ということは、「会社」から離脱(リストラ等)してしまうと「社会」とのつながりも薄くなってしまうということか。
よく、定年後の生活は、ボランティアをして過ごすのがよいとかいわれているのも、ボランティア活動を通じて「社会」とのつながりを維持したいということの現われだろうか。また、趣味を通じて、公民館などのサークル活動などもあげられている。
まあ、定年後であれば、年金の受給権まであと少しであるし、そのくらいになっていれば、子供も独立しているだろう、ローンの残額も少なくなっていることであろうが、これが働き盛りや、子供の教育資金、住宅ローンなどがある場合は話が変わってくる。つまり、経済的に困窮してしまう場合である。
このような状況下においては、
”「会社」は「社会」である”ではないのでしょうね。
とりあえず、生きていく為には、カネは必要ですので、何とかして仕事を見つけたいのでしょうが、如何せん「構造改革なくして景気回復なし」でございます。要するに、
カネのない奴はいなくなれ。
もっと言えば、
職もカネもない奴は死ね。
ということでございましょう。
また、他の本では、こんなことを書いてありました。
”最近のエリート(←この場合、社会的に地位の高い人をさす)には責任感がない”
ところで、竹中経済財政担当・金融相が以前おっしゃっていた、
ITによる500万人規模の雇用創出
の話はどうなってしまったのでしょうか? 顛末を知っている方は是非、ご教示願います。m(_ _)m
竹中 平蔵 様
↑
あの〜。どんな不採算事業であっても、失業者を増やすよりは、経済政策としては正しいと思えるんですけど〜。だって失業者の生産力はゼロでしょ〜。ゼロよりはマシなんですよ。道路を掘って埋めるだけでも。失業者はカネないし、ヒマ(時間)あるので、プラプラさせといても、労働力がもったいないでしょ〜。労働力の適正配分も経済政策の重要な論点だと思うんですけど〜。500万人の雇用創出の話はどうなったの〜。それに、カネなくて、ヒマばかりだと人間悪いことするでしょ〜。だから凶悪犯罪が増えてると思うんですけど〜。変なヤツが社会に増えると思うんですけど〜。(コギャル口調)
尤も、ここ2〜3日、ガッコのセンセイが、生徒に注射器を回し打ちしたり、女の子に猥褻行為をしているんですけど〜。こんなガッコで何教えてるんですか〜。これじゃ、子供が登校拒否になる前に、親がガッコに行かせなくなっちゃうよ〜。(コギャル口調)
さてさて、首相は民営化が大好きですので、いわば、
”民尊官卑” ”民間性善説・官庁性悪説”
でございます。これもおかしな話で、これは要するに、「官尊民卑」と同じですよ。だって、職業に貴賎はないでしょう?(←少なくとも私はそう思う)。だって、不良債権問題だって、民(銀行)が善であれば、ここまで悪化しなかったと思うんですけど〜(またまた、コギャル口調)。
まあ、民間は利益を出さなければならないので、仕事は一生懸命すると思います。経済学で言う、需要と供給で、価格と数量が決まるというモデルでございましょうが。ここで最適数量と最適価格が決まるということですか。しかし、これは「最適」でございまして「最善」ではないのです。つまり、
「適」=「善」
ではございません。そのような意味において、民間はどんなに住民の方がほしいと思っているサービスでも利益が出なければ、参入してきません。それが「最適」行動だからです(←補助金を出せば別でしょうが)。住民にとっての「最善」行動はとらないのです。それを官が補うのです。
でございますので、何でも民営化するというのは少々暴論かなと思われます。
とりとめのないことをつらつらと書いてみました。ご感想をお待ちしております。m(_ _)m