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竹中経済財政・金融担当相は、米大統領経済諮問委員会(CEA)のハバード委員長が竹中路線を支持したことについて、日本の不良債権問題が世界経済にとっても大きな意味を持っていることの表れ、との認識を示した。
閣議後会見で述べたもの。
竹中経財・金融相は、ハバード米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の発言を受けて、「力強いメッセージを送ってもらったので、これからしっかりと対応するとするレターを送る」と語り、「日本の不良債権問題が、日本のみならず世界経済、また世界経済のみならず、安全保障上も大きな意味を持っていることの現われだ」と述べた。さらに、ハバード委員長とは、比較的緊密に電話連絡をしていることを明かした。
日銀が先週末に発表した「不良債権問題に対する考え方」について「方向としては間違っていない」と評価、金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム(PT)の議論でも「掘り下げていけばいい。PTメンバーにもインプットされている」と語った。
今週中に開催予定の次回PTでは、整理回収機構(RCC)の鬼追社長からヒアリングを行うが、「RCCをオフバランス化のために活用する必要があるが、このメカニズムを強化するためには何が必要か」がテーマになるという。また、「企業再生に当たってどのような機能を果たせるのかが重要」との見方も示した。
明日開かれる経財財政諮問会議における緊急対応戦略中間取りまとめについては、「明日のぎりぎりまで議論したい」と述べるにとどまった。