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☆こりゃ、マジでもうだめカモ
子どもの体力は、親の世代が子どもだったころより低下していることが、文部科学省が11日に公表した昨年度の体力・運動能力調査の結果で改めて分かった。運動やスポーツをしている量も親の世代に比べて大幅に少なくなっている。もうすぐ「体育の日」。同省は「日常生活のなかで運動する習慣を身につけて」と呼びかけている。
調査は64年から毎年行われており、今回は6〜79歳の男女7万1813人からのデータを分析した。青少年(6〜19歳)の「走・跳・投」の基礎的運動能力は80年ごろをピークに停滞に転じ、85年前後から続く低下傾向は今回も変わらなかった。12〜17歳の50メートル走、持久走、ハンドボール投げの平均値を81年度調査と比較すると、すべての数値が下回っている。
小学校高学年について親の世代との比較で低下ぶりを見ると、「走」の能力をはかる50メートル走では、10歳男子の平均は過去最低の9秒39で、30年前の71年度調査に比べて0.29秒遅くなった。「投」の能力をみるソフトボール投げでも、11歳女子の平均が30年前より4.24メートル短い17.26メートルだった。
さらに運動の量で比較すると、週に3日以上運動やスポーツをしている割合は、30年前は10歳男子で73.5%だったのが、今回は53.6%に減少。11歳女子は70.1%が33.9%と半分になっていた。
中央教育審議会は先月末、知識を過度に重視する大人の意識や情報機器へののめり込みなどが体力低下の原因だと指摘する答申を出している。 (23:45)