10日のブラジル外国為替市場は、6日の大統領選挙を受けた経済の先行き不安に加え、中央銀行による債務返済延期交渉が不調なことなどからドル買い圧力が強まり、通貨レアルは一時1ドル=4.0レアルと、1994年に通貨として採用されて以降、初めて4レアル台に落ち込んだ。終値は前日比3.0%安の3.99レアルと過去最安値を更新、今年に入ってからのレアル下落率は42%に達した。
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