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東京 10月10日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は10日夕、来年1月に召集される通常国会に2002年度補正予算案を提出する可能性について、12月の予算編成などを踏まえて「経済状況をみながら判断する」と述べ、情勢次第で補正予算編成を検討する姿勢をあらためて示した。ただ、「(判断は)まだ早過ぎる」と指摘した。18日召集の臨時国会への補正予算案提出はあらためて否定した。
同日の東京株式市場で日経平均株価が一時8200円を割り込んだことに対しては、行財政改革、金融改革、歳出改革などを「着実に実施し、加速させるという王道」を行くしかないと強調、即効薬はないとの見方を肯定した。