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http://www.dainikaientai.co.jp/guestbook/guestbook.shtml
はじめまして、煉獄のスナフキン様。韓国編:先ほど知り合いにダビングテープを渡してきたところです。簡単にですが、流れを説明してみます。1、当時の経済担当副総理カン・キョンシク氏(改革派)『ダメな企業は市場から退場させるべき、大・小関係なし』の理念、当時の大手2番手のキアモータースの処理問題が浮上。《竹中氏とダブるような…》2、当時のキム・ヨンサム大統領から『キアだけは潰してはいけない。政権にも関わる』という圧力で先送り。《ダイエー問題と似てますね》3、その後、破綻処理を円滑に行うための仕組み作りに着手。金融改革法(強い権限を持った監督機構を設置し整理を行うという法律)→最終切り札として不良債権処理へ向かう→しかし、反勢力の政・官と国民(特にリストラなど)の猛反対に遭い、最終的に債権処理を断念。その後、10月22日:キアモータースを国有化、2日後に韓国ソブリン格下げ発表(格下げ理由:民間債務に政府が介入=国の財政が悪化)。4、11月ウォン暴落(半値以下下落止まらず)→買支えの為、外貨準備高を使い切る。→債務不履行寸前まで陥落。5、IMFとの交渉が本格化。当時の経済担当副総理カン・キョンシク氏はIMF管理下を懸念し、最後の綱として、日本に支援を要請⇒見事にNOと突っぱねられる。 6、IMF交渉開始へ。11月19日、カン・キョンシク氏責任をとって辞任。1997年暮れ、IMF管理下へ…。当時、新大統領選挙で就任したキム・テジュン(金大中)大統領がマスコミを通し、覚悟の声明を発表。7、IMFから韓国へ【経済改革プログラム100項目】柱は「金融と財政の引き締め」まず最初に下落したウォンの為替相場安定の為、高金利政策を指示※銀行間(インターバンク市場)で30%。⇒結果:多額の負債を抱えた企業を直撃。倒産件数年間2万社&失業者1日3000人。8、韓国政府としても最高権限を持つ【金融監督委員会】を設置。「競争力のない企業はリストラ等の改革をしない限り、銀行からの融資は受けられない」等の取り決め。2ヶ月で検査(財務体質等)完了。結果:55の不良債権企業の整理&5つの銀行の業務停止。⇒⇒⇒2001年にIMFへの返済が完了。こんなもんでよろしいでしょうか?
維新伝心
- Thursday, October 10, 2002 at 13:08:44 (JST)